光のピラー一段、一段と階段を昇っていた。 昇る毎に、光の輝き方が強烈になっていくのを感じていた。 だいぶ昇った頃、その光の中で、少し休みをとり思い出していた。 私は、白と黒(ヤキンとボアズ)の柱を通って、この階段を登ってきた。 何の躊躇もなく、むしろ喜んで、その一歩を踏み出した。...